トイレトレーニング:おねしょ。どうして、おねしょするの?


おねしょ。どうして、おねしょするの?

saori:昼間はトイレでオシッコできるようになったのに、夜はおねしょをしてしまうというお子さんの話を聞きました。どうして、おねしょをするんですか?

みどり先生:まず、昼間のトイレトレーニングと夜のトイレトレーニングは別のものと考えるようにして下さい。それは、昼間のオシッコのリズムと夜のオシッコのリズムは違うからです。

saori:えっ? そうなんですか……?

みどり先生:はい。では、まず、どうして、おねしょをするのか? ということからお話しましょう。
おねしょをしてしまうのは、眠っている間に作られるオシッコの量と、膀胱の大きさのバランスがとれない事が原因でおこります。

eri:オシッコの量って、眠っている間に少なくなるの?

みどり先生:はい。オシッコの量を調節する、「抗利尿ホルモン」というホルモンがあります。この抗利尿ホルモンは、ぐっすり眠るとたくさん分泌され、オシッコを濃くして量を少なくします。
眠りのリズムがしっかりしてくるにしたがい、抗利尿ホルモンが多く分泌されるようになります。

saori:おねしょは、ホルモンの発達にも関係があるってことですか?

みどり先生:はい、そうなんですよ。抗利尿ホルモンの量が多く作られるようになり、膀胱の機能が発達してくれば、自然と夜中のおねしょはなくなると思います。

eri:小学生になってもおねしょしているって子どもの話も聞くけど……?

みどり先生:反抗心や昼間の興奮が原因で、おねしょをしてしまう場合もあります。また、さまざまな緊張によっても、おねしょをする場合があります。
戦時中、田舎に疎開した子どもがおねしょをすることが多かったそうです。これは、小さな子どもさんだけでなく、思春期の大きな子でもそうだったと言います。
つまり、おねしょの原因には、精神的な面が大きく影響するといえるんですね。

eri:そうなんだ……。

みどり先生:眠っているときに、ふだん無意識のうちに感じているものが夢にあらわれ、夢の中で押し殺していた感情があふれだし、それがおねしょとなって表現されるのでしょう。

saori:昼間のトイレ・トレーニングがうまくいくのに、夜はおねしょをしちゃうっていう子はどうなのでしょう?

みどり先生:昼間のトイレ・トレーニングでイライラしていたりすると、夜になると無意識のうちに反抗して、おねしょをしてしまう子もいます。けれど、子どもたちは、昼間、トイレ・トレーニングでお母さんから叱られているので、おねしょをしている事が悪いと判っているのです。
ですので、こどもたちがおねしょをしても、叱らないであげて下さい。

eri:夜中に起こしてトイレに連れて行ったほうがいいの?

みどり先生:いいえ。眠っているときに起こして、トイレに連れて行く必要はありません。そうすることで、こどもは「自分はまだ赤ちゃんなんだ」と自信を失くしてしまいます。
様子を見守り、そのうち、おねしょはしなくなるという自信を持たせるようにしてあげてください。

みどり先生:他にもおねしょの原因はいろいろと考えられます。下の子が産まれたときなども、赤ちゃんのようにお母さんから面倒を見てもらいたいと考え、おねしょをする子もいます。また、お父さんと一緒になって遊んだ時なども、興奮しすぎて、おねしょをしてしまう事もあります。

eri:お父さんと遊んだだけで、おねしょしちゃうの?

みどり先生:大人が思いつかないようなことが、子どもたちの神経を刺激する要因であることを気づいてあげてください。
おねしょをしても、酷くしかったり怒ったりせず、大丈夫だということを伝えてあげ、安心させてあげてあげることが大切なのです。

みどり先生: 今回のお話はここで終わりますが「トイレトレーニングの1番のコツ」は何だと思いますか?
それは子供とお母さんの心の状態。なぜならトイレは、とてもデリケートなもので心の状態が身体(排泄)にも影響してくるから。オムツ卒業の1番のコツをわかりやすく教えてくれているのがこちらの先生です。




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